10月8日、7ヶ月以上放置されてきた裁判の第1回公判前整理手続きが行なわれました。裁判所は、公開が原則の裁判を踏み にじり、この日、非公開の公判前整理手続きで証人尋問を強行するという暴挙に出ました。 絶対に許せません。
この日、5人の獄中同志の早期奪還と、公判の開催を求める集会を12時から、関西、東京 の仲間も合流して行ないました。
裁判所内には多数の警察官が配置され、裁判所が異様な雰囲気に包まれる中、被告の護送 車が次々と裁判所内に入っていきました。集会の参加者は声の限りを尽して護送されてく る獄中同志に激励のメッセージを送りました。
その後、裁判所に怒りの抗議行動を行ない、参加者が次々 と準備してきた抗議文を叩きつけました。
その後、法廷のある階まで移動したところ、何と「立入禁止」の貼り紙がしてあり、裁判 所職員と警察官が立っていて中に入れないと言うのです。法廷の前には警察官が陣取り我 もの顔で歩いています。
法廷の中では、非公開で「警察官の尋問」が強行され、その法廷を守るかのように警察官が配 置され、裁判所と警察が一体となった異様な事態となっていたのです。
密室での証人尋問という前代未聞の暴挙に弁護団は裁判官の忌避を申し立てまし たが、裁判所は早期の公判を求めている弁護団に真逆の「裁判を長引かせるための忌避」 と強弁して即時に棄却し、証人尋問を続けました。
追い詰められているのは何の正義性もない検察、裁判所と警察です。
次回第2回公判前整理手続きは、10月30日14時から開廷されます。今日を上回る結集で5人 の獄中同志の早期奪還を実現して行きましょう。