10月3日、広島地裁で8・6ヒロシマ暴処法弾圧裁判の第8回公判(結審)が開かれました。検察が論告求刑をし、続いて弁護団の弁論と被告団の意見陳述を行いました。
検察は被告団による「暴行」の証拠を何も示せなかったくせに(暴行などしていないのだから示せるわけがありませんが)、被告団に懲役1年6カ月~2年を求刑しました。
弁護団は検察のデタラメな論告・求刑を全面的に批判! 54ページにもわたる『弁論』を展開しました。
被告団も意見陳述し、2023年8月6日原爆ドーム前での行動が正当であるだけでなく、被告団の完全黙秘・非転向の闘いがその後の2024年、2025年の8・6での学生・青年・女性たちの実力闘争へとつながっていったことを述べました。私たちの団結は崩されず、むしろ拡大しているのです!
総じて、被告団、弁護団、傍聴席と支援が一体となって私たちの反戦反核闘争の圧倒的正義性を示すことができました。同時に反戦反核闘争をつぶすためならば矛盾だらけでも逮捕・起訴する検察・警察らの犯罪を暴き切りました。被告団と警察・検察のどちらが犯罪者なのかはっきりさせることができました。
広島地裁は「判決言い渡し」を約1カ月後の11月18日と指定しました。弁論と被告団意見陳述をじゅうぶんに検討する時間を取らなかったのです。これ自体が許しがたいことです。もし検察の『論告』を丸写しで有罪判決を狙っているならば、結局は裁判所も弾圧者の仲間であることがはっきりするだけです。そのような策動に被告団は負けることはありません。
次回公判は11月18日(火)の14時からです。 反動判決を吹き飛ばす大結集をお願いします。