高市政権の手先として反戦反核闘争つぶしの下手人となった広島高等裁判所を徹底弾劾します!
6月2日、広島高裁で8・6広島暴処法弾圧の第1回控訴審が開かれましたが、畑山靖裁判長は被告団側の証拠請求の一切を却下し、結審→次回判決を宣告したのです。絶対に許せません。高市と戦時司法への怒りを燃やし6・14デモ、7月30日判決公判、8・6広島―8・9長崎へ攻め上ります。
控訴審に先立ち、高裁包囲デモを闘いました。台風接近の荒天でしたが、40人近い仲間が駆けつけました。まずは被告団からの決意表明。
「核不拡散条約再検討会議の3回連続決裂にも表れているように、中国侵略戦争が始まっている中で、帝国主義国とスターリン主義国双方が核をめぐってやりあっている。国家体制の生き残りをかけて核をも使った戦争に突き進む、そんな体制は倒すしかない。デモも控訴審も高市打倒の闘いとしてやっていこう」(被告団・古郡陸)
「一審判決後に戦争に突っ込む高市が登場し、本日の控訴審初公判の場で被告団とみなさんがこの場に立てていることが一つの勝利。弾圧に屈することなく闘い抜いてきた正義性がこれからますます明らかになる。実力闘争で社会を変えることを宣言して控訴審闘争に入っていきたい」(同・西納岳志)
まとめの提起で8・6広島暴処法弾圧許さない会の八木康行さんは、爆取でっちあげ弾圧の須賀さんの満期出獄の勝利を確認した上で、8・6広島暴処法弾圧も5人の被告団が完全黙秘非転向で闘い抜いて反戦闘争圧殺という目論みを完全粉砕していると宣言しました。
被告団を先頭にデモに出発です。一審反動判決に怒りを燃やし、「高裁は証拠調べを行え!」「逆転無罪を勝ち取るぞ!」「再びの核戦争を阻止するぞ!」のコールを叩きつけました。
デモをやり切ってさあみなでそろって裁判所内へ。裁判所入り口で身体・手荷物検査が強いられるのですが、8・6暴処法弾圧裁判では法廷に入る前に再度の検査を強要されます。これを拒否したら法廷に入れないというのです。もとより裁判所には期待などしていませんが、反戦運動をする人々をまるで危険な集団であるかのように扱うことは、裁判所自らが「公平な裁判」などしないとあらかじめ宣言しているようなものです。一審時から続く不当な訴訟指揮を弾劾しつつ、一丸となって法廷に入りました。
弁護団が一審反動判決を全面批判する『控訴趣意書』の要旨を熱く語ります。原爆ドーム前集会の前段において被告団による暴行の事実はなく、よって故意、共謀も認められないこと、むしろ広島市職員こそが右翼に加勢して有形力を行使していたとの事実を暴露しました。また、本件起訴そのものが反戦運動を狙った弾圧的起訴なのであって、戦争を進める国家権力の一翼として政治弾圧に加担した地裁判決の不当・違法・違憲性を鋭く批判しました。しかし、畑山靖裁判長は傍聴席の方ばかり見ています。弁護団が「○ページの写真を見てください」といっても控訴趣意書に目を落とすことすらしないその態度に、傍聴席から「ちゃんと見ろよ!」「聞いてるのか!?」と弾劾の声が上がります。
全40ページの控訴趣意書で、その要旨だけでも1時間に及ぶ大アジテーションです。対して検察は「控訴は棄却されるべき」「証人尋問、被告人質問はいずれも不必要」とたった数秒の返答。不誠実な態度に再び傍聴席から怒りが叩きつけられます。裁判官(畑山裁判長、竹内大明、岩田康平)が合議のために退室しましたが、わずか1分で戻ってきて証拠調べの一切を却下! 一審判決の事実認定が間違っているのだし、証拠のとらえ方すらも間違っているのだから、高裁で調べなおすのが筋ではないか。「証拠調べは行わない」との結論ありきの訴訟指揮に被告団・弁護団・傍聴席全員が抗議しました。すかさず弁護団は忌避を申し立てましたが、畑山裁判長は「この場で却下します」。怒号に包まれる中、判決日を7月30日と通告して裁判官は逃げていきました。
ただちに裁判所前で抗議行動を行いました。 「戦時下の高市体制の中で、裁判所も今や国家権力の一角として我々に刃を向けてくる。反動判決を狙う裁判所と対決していく闘いをやろう。8・6広島でがんばろう」(森川文人弁護士)
「暴処法弾圧については、2年連続で8月6日に原爆ドーム前を解放した、この一点においてもう勝利しています。今、全国で高市打倒に立ち上がっている青年・女性たちと結びついて、高市を実力で倒していく、これが本日の結審強行に対する私たちの回答です」(被告団・松木誉明) 怒りを倍加させ、6月14日の闘い、7月30日の判決公判、そして8月6日広島現地闘争へ上りつめ、高市を8月6日までに引きずり下していくような闘いをやろう――そう決意して一日の行動を終えました。
5月22日、核拡散防止条約(NPT)再検討会議が最終文書を採択できないまま閉幕しました。決裂は3回連続です。トランプが核実験再開を支持し、イランに対しては「石器時代に戻す」「文明を滅ぼす」なる言葉で核使用をほのめかしています。高市は核共有を視野に非核三原則の解体を狙っています。中国の習近平も帝国主義の核にやはり核で対抗しています。中国侵略戦争が始まっている中で、帝国主義国とスターリン主義国双方が核をめぐってやりあう段階に入っています。国家体制が行き詰まり、そこからの巻き返しをかけて核をも使った戦争に突き進んでいます。こんな体制は倒すしかありません。
中国侵略戦争に向かって南西諸島の軍事要塞化を急ぐ高市は、「教基法違反」を叫び、辺野古新基地建設に反対することそのものが悪だといわんばかりに教育労働者、沖縄の人々に襲い掛かっています(広島・長崎での反核の教育も「偏った教育内容」だと言うのか?)。これは「8月6日は静かに祈れ」と言いながら実は「反戦反核の声を上げるな」と訴えている連中の思想であり、絶対に跳ね返さなければならない考え方です。
高市はまた、スパイ防止法や国旗損壊罪の制定で反戦運動の弾圧を狙っています。殺傷兵器を作りまくって世界にも売りさばこうとしています。安保3文書改訂で「年単位の経戦能力の確保」を叫び、民間インフラの戦争動員を企み、同時に非核三原則をぶっ壊そうとしています。その高市が被爆者を踏みにじって8・6ヒロシマにずかずかと踏み込んでくるなど、どうして許せるでしょうか! 当時は岸田政権でしたが、2023年8・6で右翼の妨害を受けながらも集会を開催したこと、それを口実に暴処法弾圧を受けてなお翌年翌々年に集会禁止を打ち破って原爆ドーム前集会を開催したこと、この意義を再確認したいと思います。核戦争―世界戦争を止めるために誇りをもって力強く立ち上がったことは断固正義です。
しかし、そこにとどまることはできません。高市への怒りで立ち上がる青年・女性たちと結びつきながら、怒りの行動を組織しながら、私たちの逮捕理由とされた2023年の延長ではない、もっと多くのスクラム部隊を登場させ、もっと力強い反戦反核闘争を実現していきたい。6月14日における首都での大反戦デモ、そして8・6―8・9の爆発でもって高市を倒しましょう。6月2日のデモと控訴審闘争はその一環の行動となりました。



